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| 2009.08.04 - Tue  |  祀りの視線① |

おじゃる丸を見ればプリンを買いに走り、CMをみればカルピスが飲みたくなる、まっとうな消費者mekeです(嘘

さっき、生まれて初めて自分でカルピスの原液買いました。
これはお歳暮とかお中元にもらうものだと思ってました。
うまいです、最高です、がぶがぶ。

本日、実質的に最後の授業(&レポート提出)に大学に行って参りました。

これで私の1年半の「学生≒フリーター」生活もひとまず終了です。

単位が取れてることを願いつつ、採用試験の結果を待ち、免許の申請したら8月末から講師スタート。

この半月の間に、やりたかった(やれなかった)あんなこと~こんなこと~♪しながら、
またいろいろ勉強していきたいなーっと思います。

前回のエントリ続きとしまして、盆つながりで島の、今度は「祀り」について述べようかと思います。

「バガーシマ(我が島)」を含む「八重山諸島」は以下の10の有人諸島、一市二町で成り立っています。

石垣島(石垣市)
竹富島(竹富町)
小浜島(竹富町)
黒島(竹富町)
新城島(竹富町)
西表島(竹富町)
鳩間島(竹富町)
由布島(竹富町)
波照間島(竹富町)
与那国島(与那国町)

ちなみに由布島は、よく沖縄旅行のCMなんかで水牛にひかれて海を渡る写真とか映像がありますけど、あれはほぼ間違いなく、西表島に隣接するこの由布島に行く水牛車です。

そして竹富島、これまたCM等でよくお目にかかる水牛車&赤瓦屋根、ハイビスカスの花…といった南国情緒で有名な島ですが、この島を中心に7つの島で町が成り立っています。

しかーし!

竹富町役場は竹富島にはなく、八重山の中心である石垣島の石垣市役所の隣にあるのですよー
町役場の人は大抵石垣市民、なわけですね、まあややこしいですね。

で、問題は何かというと、ひとくくりに「沖縄」と呼ぶことの簡単さと難しさ…なのですが、
この隣接する島々は(与那国は離れてるけど)、島ごとに固有のアイデンティティを強く意識します。
方言、伝統、習慣、苗字、気質…そりゃあ明らかに異なるのです。

あ、勿論40代以降の人はほとんど島言葉(方言)は使えませんし、島同士の人間が結婚することだってありますから苗字も入り乱れています。
ですが、大抵の人は自分のルーツがどこの島にあるのか把握していますし、島を離れてからのコミュニティ形成も盛ん(ここ20年でその傾向も変わりつつありますが)。

さらに。

石垣島の場合、沖縄本島を含む各島々から「移民」が集められたという歴史的背景があります。
よって部落(この場合被差別部落を指すのではない)ごとにさらにタイプが違ってくる、という現象によく出くわします。
中学校の学区は幾つかの部落の寄せ集めになりますが、その時初めて小学校の時のコミュニティ文化との違いに驚いた…経験が、私にもあります。具体的に何、といわれると悩みますが…

で、「祀り」に関してのことなのですが。

島ごとにかなり違う事例の最たるものが、この祀り、それに付随する伝統芸能です。

例えば沖縄の伝統行事といえば、近年全国的にもメジャーになった「エイサー」や「ハーリー」があります。
あれは元々沖縄本島の習慣が先述した「移民」の手により島々にもたらされた異文化なのです。

まあすっかり根付いてますけど、特にエイサーは私なんかにはど~にもこ~にも異質な感じがしてしょうがありません…
ホラ、全国各地で盛んな「ヨサコイ」とか「ソーラン節」とか、あんな感じがして。

また、「部落ごとにかなり異なる」のを意識するのも、この祀りに対する島の人の態度です。

エスニックな文化がスキな方々、愛好家、研究者にとってみれば、「芸能の宝庫」とも称される八重山諸島の伝統行事、伝統文化は観光客集客にも大きく役立っています。
が、基本的に島…いや、或る部落の人間は他の部落の行事に参加(見物)することはない、というのも大きな特徴かと思います。

例えば、有名なものに竹富島の「種子取」(たねどりさい/タナドゥイ)があります。
これは600年の伝統を持ち、国の重要無形民俗文化財にも指定されていることもあって、祭事が行われる2日間には島出身者や観光客が全国から集まり、大いに賑わいます。

が 私、この26年間一度たりともみたことないんだよね!!(><;)

父はそーいうの見てまわるの大スキ人間なので小さい頃はよく誘われたんですが…

伝統芸能に興味ないわけじゃないけど、面倒くさいから行かなかった自分。。

(だって船に乗って移動するんだよーって15分だけどね…いまなら喜んで行くけど)

動画があるので、ちょっと様子をご紹介↓



祭りの初日に行われる「世乞い」です。
ご覧のとおり、島民総出で行われる祭りです。
いくら隣の島とはいえ、部外者の立ち入る雰囲気じゃないんだって。。
そしてこの「種子取祭」、有名なのは竹富ですが、勿論他の部落でも行われます。
うちの村でも勿論やります、近年はこれの準備のためだけに帰省してます私…

で、まとめとして述べたいのは以下。

本来、島(や各部落)が持っていた祭りの特色が、21世紀に入ってからは大きく変貌している。
祭りに対する人々の「視線」がかつてのもの、私の幼少期、20数年前と比較してさえ、明らかに変化しているということ。


手元に民俗学的資料・文献がない状態で述べてしまいますが、祭りには3つの役割があると思う。

①民衆のフラストレーション発散の場

②民衆のアイデンティティ確認の場

③神々との交流


特に③を重視すると、祭りというより「祀り」と称した方がいいだろうね。
これに加えて、近年は

④観光とセットのイベント化

⑤ネタとしてのちょっとした非日常

の傾向があるんじゃないか、と思ってます。

伝統が観光とセットになること自体は別に珍しいことでもないし、対する内外の批判だとか葛藤だとかも語り尽くされてる感が否めない。けど、八重山諸島ではまだまだ祀りが「民衆のもの」である…と、思う(実感する)反面、

何か間違ってる気がする②の傾向

や、

特にようつべ/ニコニコUPが容易になったが故の⑤の傾向の著しさ

がね…どうしても気になるのでありますよ。。

それによって本来の目的である、③神々との交流…という想いが消えつつあるんじゃないかと。

「方言」が喋れなくなることより何より、私にはこの事に危機感を覚えちゃうな~

具体的にどういうことか…は、長くなるので次回エントリーにて。


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竹富島行ったなー
牛車に乗ったら不運にもツアーのおばちゃんたちと
一緒になったりw
あと、海でセーラー服(女子用)を着たおじさんを
見た気がするんだけど、あれはなんだったんだろう・・・

Re: タイトルなし

>Black!さん
ツアーのおばちゃん達ほど(^^;)ってなることはないですからねえ。。
あと、美術館のおばちゃん達も…まあ元気で何よりですが。

セーラー服のおっさん!?それは初耳!
全身造花をまとった交通安全を祈るおっさんなら本島で見かけたことがありますが。。
山奥には時々リアル仙人のような暮らしをしてる謎のおっさんがいますが、その一人かなあ??


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