| 2005.12.07 - Wed | クリスマス小噺、第一夜 |
ただいま~かえりました☆
東京入りしている間に京都にも雪が降ったそうですが
今日はそんなに寒さは身にしみない…かな??
通り道にある、毎年紅葉がとってもスローなモミジがちょうど見頃な季節です(*^^*)
さて。
この季節になると時折、
「サンタクロースがお父さんだったのを知ったのはいつ頃か」
というような話がでることはありませんか??
その度、「いつ頃サンタの存在を知ったのか」も思い出せない私は
「幼稚園生くらい?」と答えながら首を捻ります。
南の島にサンタクロースはあまりに浮いた存在で、
ウソかホントかを問う前にどっからやって来た異邦人なのか、
の方が大問題だったのですね~(^^;)
そんなわけで三夜連続でお送りする、mekeのクリスマス小噺デス[:ツリー:]
*************
私の父も母もおよそ宗教・流行には頓着しない人たちであるが、
子供を喜ばせるために世間並みのイベントはつつましやかに執り行ってくれた。
クリスマスもそのひとつで、毎年違うプレゼントリストをこれみよがしに
公表してみても気がつけば(翌朝枕元に、ではなく)そこに
赤いブーツに詰まった駄菓子が四人分転がっていた[:ブーツ:]
イブの夜、寝る前に戸締りをしながらも
「この家エントツなんかないのにどっから入ってくるんだろう」
というサンタへの疑惑は尽きない。
信じたいのか信じたくないのかどっちでもいいのか、
とりあえず、いつ誰が島の年中行事に刷り込んだのかが当時最大の謎。
唯一外との窓口は玄関についた郵便受けだったが、
その小さな隙間からイラスト等でよく見かけるところの
あの太った爺が入り込むのを想像するのはなかなかに難しい。
世界中の子供たちにプレゼントを配れるくらいなのだから
きっと魔法のひとつやふたつ使えるのだろうし、
小さくなって入り込むこともできるかおうもしれない、と思い込むことにする。
昼のうちに菓子ブーツをもらっているのだから
今夜来ることはないだろうと思いつつも、
心のどこかで期待しながら妙に眠れない夜を過ごし朝になる。
南の島でも幼稚園や小学校ではちゃんと「クリスマス会」が執り行われる。
鼻水を啜りつつ体育館に並んで和製クリスマスソングを合唱していると
何となくトクベツな雰囲気が感じられたりもして、
でもやっぱり何かおかしい…(^^;)
あと数日で町の雰囲気はガラリと変わり、お正月モードに衣替えだ[:鏡もち:]
行事のごった煮のような年末は、
普段そこにあるものある人がほんの少しだけ変化する。
南の島とて冬は寒く、風が強く、空は低く。
灰色の空気の中で赤や黄色に彩られる町を練り歩くのは
ウキウキとワキワキと面白くってどこか奇妙だ。
それにしても明らかに異邦人のあのオジイサンは
一体全体どうしてこう生活にとけこんでいるのだろう??
世の中の仕組みを小さなアタマで一生懸命考えたり考えなかったりしながら
のんびりゆっくりと島時間を生きている。
・・・to be continue
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東京入りしている間に京都にも雪が降ったそうですが
今日はそんなに寒さは身にしみない…かな??
通り道にある、毎年紅葉がとってもスローなモミジがちょうど見頃な季節です(*^^*)
さて。
この季節になると時折、
「サンタクロースがお父さんだったのを知ったのはいつ頃か」
というような話がでることはありませんか??
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「幼稚園生くらい?」と答えながら首を捻ります。
南の島にサンタクロースはあまりに浮いた存在で、
ウソかホントかを問う前にどっからやって来た異邦人なのか、
の方が大問題だったのですね~(^^;)
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子供を喜ばせるために世間並みのイベントはつつましやかに執り行ってくれた。
クリスマスもそのひとつで、毎年違うプレゼントリストをこれみよがしに
公表してみても気がつけば(翌朝枕元に、ではなく)そこに
赤いブーツに詰まった駄菓子が四人分転がっていた[:ブーツ:]
イブの夜、寝る前に戸締りをしながらも
「この家エントツなんかないのにどっから入ってくるんだろう」
というサンタへの疑惑は尽きない。
信じたいのか信じたくないのかどっちでもいいのか、
とりあえず、いつ誰が島の年中行事に刷り込んだのかが当時最大の謎。
唯一外との窓口は玄関についた郵便受けだったが、
その小さな隙間からイラスト等でよく見かけるところの
あの太った爺が入り込むのを想像するのはなかなかに難しい。
世界中の子供たちにプレゼントを配れるくらいなのだから
きっと魔法のひとつやふたつ使えるのだろうし、
小さくなって入り込むこともできるかおうもしれない、と思い込むことにする。
昼のうちに菓子ブーツをもらっているのだから
今夜来ることはないだろうと思いつつも、
心のどこかで期待しながら妙に眠れない夜を過ごし朝になる。
南の島でも幼稚園や小学校ではちゃんと「クリスマス会」が執り行われる。
鼻水を啜りつつ体育館に並んで和製クリスマスソングを合唱していると
何となくトクベツな雰囲気が感じられたりもして、
でもやっぱり何かおかしい…(^^;)
あと数日で町の雰囲気はガラリと変わり、お正月モードに衣替えだ[:鏡もち:]
行事のごった煮のような年末は、
普段そこにあるものある人がほんの少しだけ変化する。
南の島とて冬は寒く、風が強く、空は低く。
灰色の空気の中で赤や黄色に彩られる町を練り歩くのは
ウキウキとワキワキと面白くってどこか奇妙だ。
それにしても明らかに異邦人のあのオジイサンは
一体全体どうしてこう生活にとけこんでいるのだろう??
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