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| 2006.11.19 - Sun  |  『女囚さそり』でささやかな復讐を♪ |

必要な時には、必要なモノってのが飛び込んでくるもんです。



それは風景であったり、感覚であったり、音楽や映画であったり、久しぶりに連絡のとれた知人であったり。



今回の場合、それはVシネマでした…(^^;)







長い長い一週間が過ぎ、ヘロヘロで迎えたこの週末。

月曜日は同居人に別の名前で呼ばれ、連続終電帰りでろくにお風呂にも入らず倒れ付して寝て起きて…化粧?何ソレ?みたいな感じでした。

頭?二日に一度洗っとけ!…みたいな恐るべきOLっぷり。

そうしてやっとやってきた土曜日、昼過ぎに重い頭でフラフラと起き、久しぶりにバスタブにお湯を張ってアロマオイル落として。

ゆっくり浸かると…ほ、ほぐれるぅ~~(;;)



相当、疲れているようです。タフなこの私ですのに。

週末でも数時間ほど休日出勤せざるを得ないトラブルが発生したりもし。

今から年末休暇が待ち遠しいです…冬眠かめこになりたいわあ…(--)





そんな休日出勤帰りのTUTAYAにて半額クーポンやってたので久々にいろいろ借りてみることにしました。

TUTAYAではいつも一時間くらいかけてゆっくり選ぶのです。適当に借りちゃうと大損しちゃうので…すると飛び込んできました、今の気分にぴったり?のタイトルが!!





その名も『女囚さそり 第41雑居房』!!



まずはこの完璧なタイトルセンスに惹かれずにはおられませんとも、ええ。

『バイオレンス』コーナーにひっそりと佇んでいたこの作品。

お隣には中村獅童主演の『隣人13号』、トオルちゃん大暴走の岸和田愚連隊シリーズとその他魅力的なタイトルが並んでおりましたが、ダントツで目を引きました。

アンティークショップや古着屋さんのディスプレイなんかでたまにポスターを目にしたことはありますが、実際に観るのは初めてでした。



一作目のDVDがなかったのでこれは二作目なのですが。

よくよく解説を読んでみると…え、主題歌あの『怨み節』ですか!!

『キル・ビル』のアレですよね!?

もうこれは借りるしかないだろーーっ・・・と、即決断。

おまけにあの白石加代子も出演しているというではないですか!

70年代、アングラ劇場真っ盛りの当時、早稲田小劇場にてデビューし今も生きる伝説的女優として名を馳せる白石加代子。

大学の時、現代演劇の授業でレポート書く際ちょこちょことその記述を目にしたことはあるのですが、実際の出演作は観たことがありません。





…で、部屋に帰ってみればここのとこ朝の出勤前に寝ぼけ眼でしか会ってない同居人の姿もないし。

コンビニで買ってきたチーズ一箱を開け、グラスに赤ワイン注いで奥の部屋に布団と一緒にとぐろを巻き、いざ鑑賞してみるのでした…







久しぶりに見る、岩に叩きつける荒波と『東映』のタイトル。

サソリ…サソリ…と響く不気味な声、暗い監房の扉。

キリキリと金属の音、全身を鎖で拘束された髪の長い女、その唇に咥えられ密かに床石で尖れるスプーン…そして流れるは



♪馬鹿な、馬鹿なッ、馬鹿な女のぉ~怨みぃ~節~~



…きたーっ!!これが本家本元なのねー!!!(*^^*)

この主人公の女囚・松島ナミを演じる梶芽衣子ですが、物凄い綺麗な女優さんです!!!

そしてどこか松嶋 菜々子に似てる気がする…けど、存在感はケタ違いです。





ストーリーはネットで存分に見れますので割愛いたしますが。

恐ろしくドロドロしてるはずなのに、人形劇のようなセットがちゃんとフィクション性を強調してくれてまして、血みどろがダメな私でも真っ直ぐ観れます。

馬鹿馬鹿しいストーリーのはずなのに、出演する女優たちの圧倒的な迫力に引き込まれずにはいられません。

所々のフランス映画…いや、70年代っぽい前衛的演出は少々堅苦しい気もしますが、時代のパワーが感じられてまたいい。



始まって30分、刑務所所長に、看守に、そして雑居房の女囚たちにいびられ、なじられ、攻撃されつつ一言も喋らない女囚さそり…

結局喋ったのは始まって一時間近く経って、ようやく「あんた、私を売ったね」「死んでるよ」の二言だけでありました(^^;)



でもねーこの梶さんの目が何ともいいんだ…感動、はあんまりしなかったんだけども。

存在だけで引き込まれる女優って今あんまりいないと思うのですよ…



そう、そして白石加代子。



流石でありました、恐ろしい。

犬の肉を喰いちぎり、看守の股間にライフルを撃ちまくり、憎い亭主の種だと胎の子に包丁を付きたてる執念に圧倒。

梶の目と白石の目の衝突をみるだけでも一見の価値あり!の映画であります。





ところでこの映画を観ながら、女の執念と包丁の相関係についてふと考えたりしてました。

劇中、姥捨てされた老婆が狂気の手で握り締める出刃包丁を受け取るさそり。

その包丁でラストは刑務所所長への復讐をグサグサと果たすわけですが。

女囚たちのボス、白石が自らの胎に突き立てたのも包丁。

この間の夢で私が刺した顔の見えない女の子。

およそ女の執念、とはちょっと離れたとこにいる…と思い込んでた私の手の中に握られていたのも包丁でした。



生活する中で一番身近にある刃物でありながら、一歩家の外、町に出ると違和感たっぷりの生々しさを発揮する包丁という刃物。

他のナイフや鋏、刀等にはないこの禍々しさは一体何なのでしょうか?

普段、料理という生命に密接した活動に欠かせない道具でありながら(イヤ私も含めあまり手にしない人も沢山いるはずですが)、人を殺す、という全く反対の行為も簡単にできてしまうお手軽さ?が余計怖いのかもしれん。

刀なんて最初からその目的の為に創られてるんだから寄らなければいいんだし、

博物館のガラスケースでたまに見る名刀が人を斬ったことがあるか、といえば多分その可能性は低いだろうし…(ああ、でも刃の気にあてられることはたまにありますね)。

刃こぼれしたナマクラ包丁の方がよっぽど恐ろしい気がしませんか?

それにオンナが加わると最凶です。





…で、観終わった後、夜も更けてようやくよっぱらって帰宅した氏に「ピッカーン!![:ぶー:]←ピッコロちゃん風」ときた私。

日曜の朝、ようやく起きてもぞもぞと私の布団の中に潜り込んできた奴へ、ここ一週間のモヤモヤのささやかな復讐とし、朝っぱらからこの『女囚さそり』を観る事を強要させてみました。





・・・大成功。



途中で根を上げたので一時停止しておきましたけどー♪





結構そこらのレンタルビデオにも置いてあると思いますので、ご興味をもたれた方はどうそコッソリ観てみてください☆

ちなみにその他のセレクトは以下となります。







『死ぬまでにしたい10のこと』









…さそりとはまた全く関係ないですね(^^;)

以前平日の深夜映画でやってて、淡々と進むストーリーに引き込まれるも力尽きて途中でダウン。続きを見たくてようやく借りてきました。

売れないミニシアター系だろと思ったら(失礼)結構有名作だったんですね。

しかも総指揮監督ペドロ・アルモドバルとは知らなかった!

彼の映画の色彩感覚は切なくて懐かしくていいですよね。

これは日曜の夜に一人で鑑賞いたしました。

冒頭、夜勤帰りの主人公の冷たい足を暖めるダメ亭主の場面が一番好き。

感動モノの映画は苦手なのですが、これは観ながらぐーんと切なくシアワセになれるとてもいい映画だと思います。







さて、お次はアニメ。

これも結構いい感じでアタリました。フジの深夜アニメだったらしいのですが、





怪 ~ayakashi~ 化猫 (初回限定生産)

怪 ~ayakashi~ 化猫 (初回限定生産)





深夜アニメ枠「ノイタミナ」にて、「ハチクロ」「パラダイスキス」のラインナップの後に登場したこのシリーズ、鶴屋南北の「四谷怪談」や泉鏡花を原作としたの日本の古典ホラーをアレンジしたアニメなのですが、映像がまた…好みなのですわ~(*^^*)

上下巻になってるのが失敗するといやだったので、一本で完結してるこの『化け猫』を借りてみたのです。

まあストーリー自体はさほど独創的ってわけじゃないですけども、浮世絵っぽい平たい画面と錦絵のような色使いは見事ですし、見えない妖怪が動く演出もゾクゾク怖い。

そして主人公(名前無し)の薬売りの男がカッコエエですよ~VV

しかし大層な変身までしてるのに一話完結とは…そのうち続編でもできるかな

?(^^;)

アニメっていいよな~うん、とニコニコしてしまう上質娯楽でした!





あとはこれまた久々にCDも借りちゃったりしたんですが、これはまた後程…

さーて、また長い一週間が始まりますよ~頑張らねば~(><)/



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